2009年9月12日土曜日

着火

さっき、おばさんが用あってウチへ。
定年退職したおじさんがアッシーで一緒に来ました。
現役中はバイク三昧で、家族サービスとは無縁のような人だった。
(あたしはそのおじさんの血を引いたのだが・・)
無職になって、おばさんの稼ぎで食べていくようになってからは、なんとなく(悪いと思って?)おとなしくなったおじさん。

火をつけてしまった。
まさに着火である。
目がキラキラと輝きだし、まるでフリスビーを投げられた犬のよう。
まっしぐらである。

『おめえ、いつの間にバイク乗ってんだぁ♪♪』
カバーをひっぺがし、またがり、スタンドをあげ、カスタム済みの(前のオーナーが)マフラーを見るなり、『コイツ、枚数変えると音違うんだよなっ♪』と、水を得た魚のよう。

普段、奥さんの帰宅を待ち、三食のご飯を楽しみに痴呆症一直線のおじさんに、火をつけてしまったことを、なんとなく嬉しく思ったいちごでした。

おばさんだけが、また始まったか、と少々あきらめ顔だったのもまた、嬉しい光景でした。

ほほえましいひとときのちっちゃな出来事です。
ちなみに1300?だったかな?のBMWを処分仕切れずおじさんはまだ持っています。
エンジンに着火するのも時間の問題です(^^)♪



ichigo

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