2010年12月13日月曜日

繋がり

サッカーの試合中、がんばりがなかった場合、どのくらいの指導者が本気になって一対一で向き合ってくれるだろう。

がんばりが足りないコに対していちいち向き合うのが面倒だという指導者が大半なのではないだろうか。
いちいち、いちいち、へたくそな選手に本気で向き合うくらい面倒なことはないだろうに。


しかし、いるんだなぁ、こんなことに労力を使う指導者が(笑)


うまい選手だけを集めたほうがよっぽどチームとして成り立つのに、このチームときたら3年前の設立当初からなんら変わらない。
どこのチームでもいらないような(あ、ごめん)、技術もない子供たちをよくも飽きずに見捨てずにしつこいくらいに付き合ってくれている。

ウチなんか他のチームに入っていたらへったくそで使い物にならなくて、グランドのすみっこで毎日パス練してるのがオチなのに・・・
ほんと感謝してます。ありがとう。
どんな子供たちにも自信を持たせる魔術師だね。
どんなにかなわない夢でもあきらめさせない魔術師だね。
そしてみんなが夢にむかって一つになれる最高のチーム。


その、「がんばること」しか出来ない(笑)仙台FCのユースは最高に成長したね。
間違いじゃなかったね。

「がんばっていない」は頑張れることを知っているから。

ちょっとした怠けを見抜けるのも「がんばれる」ことを知っているから。

例え、一瞬の行動を批判されても、その行動に歴史や前例や未来や希望があればなんら変わりはない。
子供たちが思うこと、感じること、その先に人に感謝すること、恩返しすること、学校では教わらない心の教育、社会に出ても決してくじけない心の強さ、サッカー選手を育て上げるだけじゃない、タフな人間を育てる・・・・仙台FCはそんなチームなんです。



ichigo

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